2018-12-25
テクノロジーの進化に伴い、台湾における自動運転車両も徐々に実現に近づいている。21日には、台湾中部・台中市に位置する「台中水湳経済貿易生態園区(Shuinan Economic and Trade Park)」における自動運転バス実験走行開始の式典が行われた。「台中水湳経済貿易生態園区」の別名は「水湳智慧城(Shui-nan smart city、水湳スマートシティ)」。22日から来年1月21日までの1カ月間、大鵬路から経貿五路までの区間で一般の人たちに無料での体験乗車サービスを提供する。台中市民ならば、現在開催中の「2018台中フローラ世界博覧会」の入場券に様々な特典が付いた、市民限定の「花博カード」を使うことでオンライン予約も可能。
このバスの開発を主導する豊栄客運株式会社の徐弘豊董事長(会長)並びに車王電子株式会社の蔡珠蘭副総経理(副社長)によれば、同自動運転バスは「MIT(Maid in Taiwan=台湾製)」。国産化率は8割以上で、台湾に自動運転車両を開発するだけの技術があることを証明するものだという。
台中市交通局では、台湾における最新の交通とテクノロジーが結合した自動運転バスへの体験乗車を希望する人は、来年1月21日までに台中市の「水湳スマートシティ」で一足早く新時代の交通ライフを感じてほしいと話している。一般の人たちは中科路と大鵬路の交差点で申し込めば体験乗車に参加できる。また、台中市民ならば「花博カード」を使うことでオンライン予約も可能。オンライン予約の時間に制限はないが、その場で申し込む場合は午前9時から午後4時半までに限られる。バスは午前9時から30分に1本運行され、最終バスは午後4時半に発車する。詳細はホームページを参照のこと。
Sources:Taiwan Today;2018年12月25日
資料來源: 経済部加工輸出エリア管理処
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