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外資系企業の成功事例



                 一      生産及び製造面での投資


                     日本の本田技研工業(Honda)の台湾における株式の 100
                 % を掌握されている完全子会社である台湾ホンダは、2019 年よ
                 り 5 年以内に 40 億台湾元の投資を強化する見込みであり、屏
                 東汽車の組み立て工場における生産設備のアップグレードと新
                 規車種の導入を行い、台湾市場を開拓することを予定していま
                 す。また、日本のトヨタ(Toyota)は富田電機(FUKUTA)の株
                 式を取得し、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車
                (PHV)等の車載モーターにおいて技術提携を行う予定です。最
                 近にさらに 60 億台湾元を投入して生産ラインをアップグレード
                 し、ハイブリット(hybrid)の車種を導入する予定です。



                 二      研究開発及び実証フィールドの提携

                     アメリカのグラフィックチップのメーカーである NVIDIA 社
                 はすでに台湾科技部及び所属の国家実験研究院と提携意向書を締
                 結しており、台湾の自動運転車の産業発展に参加し、台湾のスマ
                 ートドライブ試験実験室(Taiwan CAR Lab)と技術応用面での提
                 携を行っています。また、カナダのマグナ・インターナショナル
                 社(Magna)は台湾に研究開発センターを設立し、車載超音波セ
                 ンサー及び関連する駐車 / 後退補助システム、車載カメラ及び前
                 方識別カメラモジュール及びシステムを開発しており、さらに投
                 資を強化し、新技術分野での研究開発計画を進める予定です。





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